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【レポ】内海啓貴×東山光明×長谷川開 Secret Session Live『よし、密会。』〜Three of Us〜

ポイント

『よし、密会。』〜Three of Us〜は、最高峰の歌唱技術とコミカルなユーモアが融合した、極上のエンターテインメント空間だった。技術を持つプロが全力で楽しませてくれる多幸感溢れる公演であり、小規模会場ならではの距離感と圧倒的な音圧を堪能できるライブだった。

2026年9月12日にGT LIVE TOKYOにて開催された内海啓貴氏、東山光明氏、長谷川開氏によるSecret Session Live『よし、密会。』〜Three of Us〜に車いすで参戦した際のレポである。

圧倒的な歌唱とエンターテインメント

「歌唱三銃士」と呼ぶにふさわしい、圧倒的な歌唱力を持つ3名によるパフォーマンスは圧巻の一言であった。
中でも際立っていたのが長谷川開さんだ。ミュージカルの歌唱指導やボイストレーナーも務められていると聞き、納得の圧倒的な声量と技術の高さだった。ぜひまた別の機会でも歌唱される姿を拝見したい。
セットリストの構成もよかった。声量、ハモり、フェイクの応酬によるパワー全開のアレンジで心を躍らせたかと思えば、しっとりと歌い上げて聴かせる場面もあり、感情を揺さぶられた。
また、本公演の大きな魅力は圧倒的な技術力だけに留まらない。パフォーマンス中はもちろんのこと、曲間のMCでも3名とも非常にノリノリで、会場には絶え間なく笑いが巻き起こっていた。高い技術を持つプロが全力でふざけ、空間を楽しんでいる姿は、筆者にとって至福の光景であり、大満足のひとときとなった。
特に印象的だったのが、ジブリ作品の某曲のロックアレンジである。原曲の面影を残さないほどの「魔改造」が施されていたが、それを成立させてしまう3名の非凡な歌唱力には脱帽である。そのあまりの凄まじさに筆者の感情の処理が追いつかず、思わず吹き出してしまうという事態が発生した。これは以前、凪七瑠海さんのライブで彼女の歌唱とダンスを鑑賞した際にも発生した現象の再発である。

車いすでのアクセス

会場であるGT LIVE TOKYOはコンパクトなライブハウスである。当日は整理番号順での入場となった。
アクセス面においては段差が多く、車いすユーザーにとっては相応の準備が必要な環境である。建物の入り口からエレベーターにアクセスするまでに約10段の階段を降りる必要があるほか、エレベーターを降りた先にも20cmほどの大きめの段差が存在する。
筆者は事前に所定の問合せ先へ車いすで来場する旨を連絡していたため、当日は5名ほどの男性スタッフの方がサポート体制を整えてくださっていた。スタッフの方からは車いすに乗ったまま階段を下ろす提案もいただいたが、安全面および心理的なハードルを考慮し、手すりを利用しながら自力で階段を降り、車いすのみをスタッフの方に運んでいただく形を選択した。
フロア内は前後30cmほどの間隔で所狭しと椅子が並べられた自由席スタイルとなっていた。座席は70席前後。今回は会場の扉を入ってすぐの上手最前列にて、椅子を1脚外していただいたスペースに案内された。スペースのは手動車いす1台がちょうど収まるギリギリの広さだった。
全体として非常にこじんまりとした空間であるため、通路も観客でごった返しており、一度入場してからは終演後の退場までほとんど身動きが取れない状態となる。車いすで参加する際は、事前の問い合わせはもちろんのこと、場内での移動が難しくなることを見越した事前の準備をおすすめしたい。

まとめ

『よし、密会。』〜Three of Us〜は、3名の圧倒的な歌唱技術とユーモアセンスが融合した、極めて満足度の高い公演であった。
アクセス面では段差や狭小な通路など物理的なハードルが存在するものの、事前に問い合わせを行っておくことでスタッフの方々の手厚いサポートを受けることができた。プロのパフォーマンスを至近距離で浴びることができる、非常に価値ある体験となった。

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