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【レポ】コントと音楽 vol.7「今宵、丸の内で」

ポイント

「コントと音楽 vol.7」は、客席とステージの境界線をあいまいにした可変型空間で繰り広げられる、キャストとの圧倒的な距離の近さと没入感が魅力の公演だった。

2026年9月5日にCOTTON CLUBで開催されたコントと音楽 vol.7「今宵、丸の内で」に車いすで参戦した際のレポである。

境界線のない異質空間とキャストとの距離感

本公演を通して最も強く印象に残ったのは、客席とステージの境界線が存在しない、まるで「可変型ステージ」ともいうべき異質な空間設計である。キャストの役柄がCOTTON CLUBの客やスタッフとして設定されているため、会場全体を広く使い、あちらこちらで芝居が展開されていく。
開演の5分ほど前、ただ者ではないオーラを放つ女性が、筆者のテーブルのすぐ脇にある出入口から颯爽と入場された。「雰囲気のある方だな」と感じていたのだが、それがキャストのひとりである西野七瀬さんだったことが開演後に判明した。それほどまでにキャストと観客の垣根が取り払われている。
また、至近距離で見るキャスト陣のスタイルの良さや顔の小ささには、プロの芸能人たる圧倒的な華を感じさせられた。特に足立梨花さんがすぐ目の前にいらした際の笑顔が非常に印象的だった。いつどこで何が起きるか分からず、客に話しかけられる可能性もあるという緊張感と興奮が終始漂うなか、彼女の笑顔に少し心が和んだ。
さらに、西野七瀬さんの歌声を聴くのは2019年の乃木坂46のライブ以来だと思われる。思わぬ形でその歌声を聞くことができ、一ファンとしては歓喜の瞬間だった。

車いすでのアクセスなど

今回はステージ上手側の一番後ろのテーブル席にあたる「51-01」の座席を利用した。1つのハイテーブルにカウンターチェアが2脚配置されているタイプであり、「51-02」の観客とテーブルを共有する相席形式となっている。
筆者は事前に会場であるCOTTON CLUBへ電話連絡を入れ、「車いすから椅子への移乗が可能である」旨を伝えていた。そのため当日は、高いカウンターチェアへ移乗した後に車いすをスタッフに回収していただき、フロントで預かってもらう手厚い対応となった。なお、背の高い椅子への移乗に不安がある場合は、事前に車いすに乗ったまま鑑賞したい旨を伝えておけば、別の座席を割り当てられる可能性があると考える。
通常、COTTON CLUBでは終演後にテーブルのカードをカウンターへ提示して会計を行うシステムとなっている。しかし今回は特例として、座席に座ったままスタッフさんにクレジットカードを預ける形で精算を完了した。
COTTON CLUB内には多目的トイレを確認できなかったが、入居施設である「東京ビルTOKIA」の2階に設置されている。
また、当日は東京駅の丸の内側地下1階から「KITTE」を経由して「東京ビルTOKIA」へ入館した。今回は使用しなかったが、「東京国際フォーラム」から京葉線東京駅を経由して「東京ビルTOKIA」に至るルートでも、エレベーターを乗り継いでスムーズに移動が可能と思われる。
参考までに座席番号の案内メールとともに展開された座席表のキャプチャ画像を添付しておく(URLはいずれも2026年9月6日取得)。

まとめ

COTTON CLUBで鑑賞した「コントと音楽 vol.7」は、ほんの数10cm先をキャストが通り過ぎるほどの至近距離で、上質なエンターテインメントにどっぷりと浸かれる至高の体験だった。
事前の電話連絡や現場スタッフのサポートのおかげで、車いすユーザーであっても安心して上質な空間と公演を楽しむことができた。

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