2026年6月に渋谷のWWW Xで開催されたasmiさんのライブ『asmi special live tour 2026 「Lovers Weekend」』東京公演に参加した際のレポである。
オモシロお姉さんと魂のこもった歌唱のギャップ
asmiさんのライブに参加するのは、2024年の「asmi special live tour 2024『リボンをほどいて』」の東京公演以来、約2年ぶりだ。そのライブでも感じたことだが、asmiさんはいわば「オモシロお姉さん」である。強めの関西弁でマシンガントーク気味にたくさんお話しくださる。合間のノリツッコミも多めといった感じだ。
それに加えて歌唱も一級品だ。基本的には息を多く含んだような歌唱がベースだが、ラップ調のテンポが速い部分をサラッと歌いこなしたと思えば、エッジボイスを交えるような場面もあり、声色がコロコロと変わる。本公演では、セットリストも相まって、最後まで飽きさせないどころかクライマックスに向けて右肩上がりで盛り上がるような構成だった。とりわけ、バラードの魂のこもった歌唱は鳥肌モノだった。
また、ステージの上手から下手まで頻繁に移動され、終始アクティブで楽しそうにされていた。ここにも「オモシロお姉さん」らしさが表れていた。
車いすでのアクセス
会場までのアクセス
会場のWWW Xはエレベーターがあるものの、車いすユーザーによる介助者なしの来場はかなり難しいと感じた。渋谷駅から会場までは上り坂が続く。渋谷PARCOと西武渋谷店の間を通る「ペンギン通り」側にシャッターがあり、そこを特別に開けていただくことでエレベーターに乗り、会場のある2階まで移動する。シャッターが面する歩道には5~10cmほどの段差があり、筆者は自力では乗り越えられなかったので、入口のスタッフさんに介助いただいた。また、フロアの入り口は急傾斜のスロープになっており、会場のスタッフさんに介助いただいたため実際には試していないが、自走で登り切ることは難しかったように思う。
車いすスペース
事前に車いすで来場することを電話で伝えていたため、即席の車いすスペースを用意いただいていた。場所は一番後ろで、PAのすぐ後ろに関係者ゾーンがあり、そのすぐ後ろで、一般的な手動車いす1台がちょうど収まるくらいのサイズの朝礼台のような台に、車いすごと上がった状態で鑑賞した。車いすに乗った状態で車いすごと台に持ち上げる想定でスタッフさんが数名待機してくださっていたが、スタッフの方に負担をかけてしまうことへの申し訳なさと、車いすに乗ったまま持ち上げていただくことに少し不安もあり、筆者は一時的に車いすから降り、車いすだけを先に台にのせていただいてから、自力で台に上って車いすに移乗した。なお、確認できた範囲では、多目的トイレは見つからなかったので、お手洗いは入場前に済ませる必要があるだろう。
参考までに、車いすスペースから撮影したステージの写真を掲載しておく(※URLは2026年7月5日取得)。
