2026年10月7日にサントリーホール大ホールで開催された「This is THE MOMENT! ~フランク・ワイルドホーン JAPAN 25th anniversary concert~」に、車いすで参戦した際のレポートである。
次世代のスター 岡宮来夢氏
本公演において、やはり特筆すべきは次世代のスター・岡宮来夢氏だろう。
佐藤隆紀氏や石丸幹二氏からも公演中のMCでお墨付きを得ていた彼は、堂々たるパフォーマンスを披露してくれた。先輩たちと並んでも引けを取らないどころか、観客の心を一気に惹きつけるワクワク感に満ち溢れており、これこそが「スターの所以(ゆえん)」なのだと強く納得させられた。
アーティストそれぞれのパワーと魅力
なお、佐藤隆紀氏の歌声を聴くのは今年4月の「フレンズオブディズニーミュージックフェスティバル」以来となる。やはり石丸氏と佐藤氏の2人は、他の追随を許さない圧倒的な「歌唱の馬力」を持っている。エネルギーの凄まじさに、ただただ圧倒されるばかりであった。
また、和央ようかさんの飄々としていてどこか浮世離れした独特なオーラも、ステージに彩りを添えていたのが印象的だ。
車いすでのアクセスなど
サントリーホールでの車いす観覧にあたり、当日の動きや設備について記しておく。
チケットは当日券売り場にて車いすスペースのものへと引き換えていただいた。もとの券面の座席は座席表でいうと「2階 LCブロック 2列 5番」のS席であり、実際の車いすスペースは下手側となる「2階 LB 8列 9番」に用意されていた。
サントリーホールにおいて、エレベーターと多目的トイレは上手側にしか設置されていないため、下手側のエリアから移動する際は少し大回りが必要となる。また、建物内はスロープが多く、特に上り坂が続く構造になっている。さらに床面がカーペット敷きであるため、手動車いすを自走して移動するには重みを感じる環境であった。
そのため、ロビーが混雑する終演後は、人の流れを避けるためにホール内を一度突っ切り、上手側のドアから出てエレベーターまで誘導していただいたため、スムーズだった。最終的には、当日券売り場の脇にある出口から退場することができた。大規模なホールならではの動線の確認や、事前の余裕を持った移動の重要性を改めて感じた(URLはいずれも2026年10月20日取得)。