2026年7月25日にTHEATER MILANO-Zaで、手動車いすを使ってミュージカル「愛の不時着」を観劇した際のレポである。
KAZUTA氏、中村麗乃さんが揺さぶる感情
ステージ上の中村麗乃さんを拝見するのは今年春のディズニーフェスティバル以来で、THEATER MILANO-Zaを訪れるのはTani Yuuki氏のファンクラブイベント以来である。中村さん目当ての観劇なので、若干推し補正が入ってしまうことはご勘弁いただきたい。
KAZUTA氏演じるク・スンジュンと、中村さん演じるソ・ダンに公演を通じて胸を打たれた。主人公カップルではなく、出ずっぱりではないにもかかわらず、両者のシーンの存在感があった。ク・スンジュンは詐欺師なので言葉が軽薄だ。他方でお調子者なところもあるので、どこか憎めない。そんな彼のキャラクターが、シリアスなシーンにおける彼の言葉に重みを与えていた。ソ・ダンはクールな女性として描かれているため言葉数は少ないが、短いセリフの中にも感情の起伏が見えたり、セリフのないときの顔の表情からも感情が伝わったりした。中村さんの技術によるものだろう。言動は不器用だが、徐々に互いへの思いが深まっていく過程が見えた分、両者を取り巻く悲劇的な結末には胸を打たれた。
車いすでのアクセスなど
前回の訪問時と同様に、THEATER MILANO-Zaには、新宿駅⇒メトロプロムナード⇒新宿サブナード⇒西武新宿ペペのエレベーターで地上へというルートでスムーズに移動できた。前回のレポにも書いたとおり、2026年7月時点で東急歌舞伎町タワーのエレベーターは6階には停止しない。そのため、本公演についても、事前に主催者に電話連絡していた。前回は成り行きでタワーの5階まで行ったが、今回はタワー1階の西武新宿駅側エントランスにあるインターホンで、防災センターに車いすでMILANO-ZAに行きたい旨を伝えたところ、劇場スタッフが数分後にお迎えにいらした。
なお、筆者が購入したチケットの券面上の座席は1階B列19番だった。しかし本公演では、座席表でいうと1階上手側C列29番、30番およびD列29番、同30番の座席が取り外され、車いすスペースとして使用されていた。筆者はD列29、30番相当の場所から観劇した。参考までに、撮影可能時間帯にステージを撮影した画像を添付しておく(URLはいずれも2026年7月26日取得)。
