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【レポ】「Spicy Sessions -THE LIVE- 2026」夜公演

ポイント

「Spicy Sessions -THE LIVE-」立川ステージガーデン夜公演は、実力派アーティストたちの圧倒的な歌声と、一流の音楽空間が生み出す極上のセッションに深く魅了されるライブだった。

2026年10月20日に立川ステージガーデンで開催された「Spicy Sessions -THE LIVE- 2026」に車いすで参戦した際のレポである。

ゲストの歌声

今年1月の番組収録以来となる本公演。今回のゲストには、Kさんと家入レオさんが登場した。
Kさんは、心に染み渡る美しき高音ボイスを披露し、まるで讃美歌のような神聖さすら感じさせるステージだった。対して家入レオさんは、どちらかといえば低めのトーンに由来する、圧倒的なパワーを感じさせる歌声で会場を魅了した。それぞれ異なるアプローチでありながら、聴く者の心を強く揺さぶる表現力はさすがの一言に尽きる。

ジャクソン5「I'll Be There」の即興セッション

本公演のハイライトの一つと言えるのが、ジャクソン5の名曲「I'll Be There」の即興セッションである。
多くを語らずとも、数回の練習だけで一曲が完璧に成立してしまう。アーティスト陣とバンドメンバーが持つ技術とセンスの高さには、ただただ脱帽するしかなかった。
1回目は若干のミスがあったため、急遽2回目が披露されることになった。この2回目のステージは非常に面白く、1回目に最後まで通して演奏したことによる「自信」と、次は失敗できないという「適度な緊張感」という2つのスパイスが絶妙に相乗効果を生み出し、1回目よりもさらに濃密でスリリングなセッションに昇華されていたのではないかと思う。

一流アーティストと対等に渡り合う、中西アルノさん

実力のある一流アーティストたちと対等に肩を並べ、堂々とセッションを繰り広げる中西アルノさんの姿も非常に印象的だった。
乃木坂46のグループとしてのライブでは、彼女のこうした歌声をじっくりと聴ける機会がなかなか無いのは残念でならない。一方で、だからこそ「Spicy Sessions」の希少価値や、彼女のアーティストとしての際立った才能がより一層際立つとも言えるだろう。

車いすでのアクセスなど

会場である立川ステージガーデンへのアクセスについて触れておきたい。
JR立川駅を起点とする場合、多摩モノレールの線路下に沿う形で北上し、立川高島屋のすぐそばにあるエレベーターで降りると「サンサンロード」に到達する。そのサンサンロードをさらに北上していくと、左側に会場の建物が見えてくる。JR立川駅から手動車いすで10分から15分程度の距離感だった。
当日は1階から入場し、車いすスペースは座席表でいうと2階席Cブロックの上手側に用意されていた。ステージからの距離が比較的近く感じられる配置になっていたのはありがたかった。
また、今回の車いす席は別個のチケットとして発売されたため、事前の電話連絡等を行う必要がなく、スムーズに参加できた点も特筆しておきたい(※URLはいずれも2026年10月31日取得)。

まとめ

「Spicy Sessions -THE LIVE-」立川ステージガーデン夜公演は、音楽の素晴らしさとライブならではの生々しい化学反応を心から堪能できる時間となった。
車いすでのアクセスも比較的分かりやすく、チケット購入システムも含めて配慮が行き届いており、安心して音楽に浸ることができた、非常に満足度の高いライブだった。

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