記事 車いす・障害

【障害者】意思を無視されている感覚になる原因

ポイント

障害者(以下、当事者)とその介助者と思しき二人組またはグループと話す場面で、どちらに話すか迷ったことがあるだろうか?

そのときはぜひ、当事者に話しかけてみてほしい。当事者にも意思があるからだ

私は当事者だが、介助者と行動しているときに他者との会話が発生する場面で、私ではなく介助者と話す方が一定数いる。

確かに当事者と介助者のどちらに用件があるかわからない場面で、介助者に話しかけることが多いのは理解できる。

介助者は健常者である可能性が高く、それゆえに意思疎通ができる可能性も高いと考えるからだろう。

しかし、私から話しかけたにもかかわらず、介助者に返答される場面も往々にしてあり、そのときは存在を無視された感覚になる。

大げさかもしれないが、「自分には意思決定が許されない」、「自分には選択肢がない」と思わされる。

このモヤモヤはなぜうまれるのか?

生まれつき障害があるため周囲より選択肢が少なかったことへのもどかしさや、選択肢への飢えが呼び起こされるからだろう。

まとめ

障害者本人と介助者がいる場面では、まず本人と話してみてほしい

障害の程度によっては本人と意思の疎通が取れずに、結局介助者と会話を進めることになるもしれない。

どんな障害があっても本人には意思がある。だからこそ二度手間だとしてもまずは本人に話しかけていただけると大変うれしい。

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