2026年1月18日に有明アリーナで開催された乃木坂スター誕生! SIX LIVE Day2に車いすで参戦したレポである。
人が変わる海邉 朱莉さん、増田 三莉音さん
乃木坂スター誕生SIX!の放送で見ていた通り、海邉朱莉さんは歌がすこぶる上手い。そして歌がはじまるとスイッチが入る。歌っていないときとは、まるで人が違う。同一人物とは思えないレベルだ。スイッチの入った海邉さんが今後どんな姿を見せてくださるのか楽しみである。
同様の印象を増田三莉音さんにも抱いた。増田さんの表現者ぶりは真夏の全国ツアーのレポで書いたとおりだが、それが本公演でも発揮されていた。現状、少なくとも歌唱においては海邉さんほどの技術はなさそうだが、それでも惹かれるのだ。増田さんはスイッチが入ると、観客の視線、注目をがっちり掌握する。突飛なことをされているわけではないのに、である。人と同じことをしていてもユニークさがあふれ出る、これがライブやバラエティ番組、ブログ等に通底する増田さんの魅力だと考える。
「小さな革命」の支配力
中西アルノさんと鈴木佑捺さんによる「小さな革命」が会場を支配していた。支配といっても力で圧倒するという意味ではなく、お二人が響かせるハーモニーが会場全体を包み込む感じだ。とはいえ、歌声には芯が通っていてパワーがしっかり乗っていた。お二人ともリラックスしながら歌われていた印象で、それに呼応する形でこちらも力を抜いて受け止めることができたので、お二人からの力強くも優しさのあるメッセージが全身に充満した。よき音楽体験だった。パワーと柔らかさを両立させる鈴木さんに今後も期待したい。
オールマイティ 長嶋 凛桜さん
何でもできる、これが本公演で長嶋 凛桜さんに抱いた印象だ。MCパートでのお話、ダンス、歌、すべての要素で引っ張りだこで、稼働している時間が他の6期生よりも長く感じた。中西さんが長嶋さんをオールマイティと表現されたのも頷ける。周囲から大きな期待が寄せられている証左だろう。幅広いことに取り組みながら、どれも質が高いのが長嶋さんのすごいところだ。幕の内弁当は印象に残らない旨を秋元康さんがおっしゃっているので、アイドルとしてはひとつの要素を磨いて尖らせるほうが王道なのかもしれないが、この先長嶋さんが何でも屋として幕の内弁当の新たな道を切り拓かれることを密かに期待している。
車いすでのアクセス
筆者は豊洲駅からイオン東雲店に移動して時間をつぶし、そこから有明アリーナに移動した。豊洲駅からは橋を渡るため、上り坂が続くことを覚悟する必要がある。他方で、イオン東雲店から有明アリーナまでの間に目立った上り坂はなかった。
筆者はアリーナのチケットを持っていたが、本公演ではステージの下手側にあたる、2階スタンドのBブロック最前部のうち、79-90のエリアに案内された。
なお、終演後に車いすユーザーは(有無を言わさず)エントランスから有明駅・国際展示場駅方面に誘導されたため、東雲方向に移動することはかなわなかった。