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【レポ】ハマスカミュージックフェスティバル2025

ポイント

ハマスカミュージックフェスティバル2025は、出演者が各自の魅力を遺憾なく発揮され、存分に楽しめた。

オールスタンディングの豊洲PITは、車いすユーザーのアクセス難易度が高い。

2025年6月23日に豊洲PITで開催された、ハマスカミュージックフェスティバル2025に手動車いすで参戦したレポである。

 

大人の全力がカッコイイ THE BAWDIES

THE BAWDIESはこれぞ切り込み隊長という感じだった。全員ジャケット着用で大人な雰囲気から繰り出される全力パフォーマンスのギャップに心をつかまれた。

野球×ホットドッグのミュージカルという演出は会場が笑いに包まれていた。筆者は高い技術をもつ大人が盛大にふざけるのが好きなので、最高だった。

気づいたら好きになる 岡崎体育氏

「バンドざまあみろ」という歌詞のある歌や童謡の替え歌があるなどコミカルな楽曲が多めである一方で、しっかり歌い上げる曲との緩急で引き込まれるパフォーマンスだった。

紅白出場という言霊を残してステージを去られたが、本当に出場を果たしてほしいと応援している自分がいた。

貫禄の氣志團

トリを飾ったのは氣志團だ。バイクでの堂々の登場を皮切りに、終始エネルギッシュなパフォーマンスだった。外見のインパクトもさることながら、数多くのフェスに出演している経歴に裏打ちされた貫禄を見せつけられた。

驚いたのは綾小路翔氏の運動量だ。歌いながらがっつり踊っているのに声量は衰え知らずだった。ハマオカモト氏、齋藤飛鳥さんとのコラボもあり、大興奮だった。ツインドラム最高!!

車いすでのアクセス

オールスタンディングだったということもあり、車いすユーザーには難儀な環境だった。入場口前は人でごった返しており、もみくちゃにされながら何とか入場することができた。

車いすスペースとして高さ10cm程度の台座が設置され、車いすごと持ち上げてもらうという形式だった。台座は車いす一台分ギリギリの奥行しかなく、他の人とすれ違うことができないため、一度台座に乗ったら基本的に降りられないと考えたほうがよいだろう。車いすスペースの場所は以下の画像の赤印を参照してほしい(画像は豊洲PITホームページより拝借した リンクは2025年6月28日参照)。

筆者は早く入場しすぎてしまい途中でトイレに行きたくなってしまった。筆者は多少独歩も可能なので、ステージの転換中に車いすから下り、人をかき分けて会場外に出てトイレに行った。終演まで車いすスペースから出られない前提で入場前に準備しておくことことをおすすめする。

まとめ

ハマスカミュージックフェスティバル2025は各出演者の魅力が結集したフェスだった。

オールスタンディングのイベントで豊洲PITに参戦する車いすユーザーは、終演まで車いすスペースから出られない前提で準備しよう。

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