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速さと確実性のどちらを取りますか?
都心部で一般に車いすユーザーが電車で移動するときの流れは下記の5点だ。
このステップを踏めば、電車に乗り損ねることはない。ただし、自力での乗降に比べかなり時間がかかるので、自身に合う選択をしてほしい。
有人改札で駅員に行き先を伝える
改札で駅員に対し、xx駅まで行きたいのでスロープ版を手配してほしい旨を伝える。
希望の乗換パターンがあるのであれば、それも伝える。
このとき、駅員に良く聞かれるのが「xx駅、下車ですか?」という質問だ。
これはxx駅で乗換があるかを確認する質問で、乗換があるならその旨を、乗換がないなら下車する旨を伝える。
誘導係を待つ
都心のターミナル駅は時間がかかる可能性が高い。20~30分待つことも日常茶飯事だ。
降車駅と合意した乗車位置まで移動
合流した誘導係と一緒にホームまで移動する。
合流する前に降車駅と合意済みの場合もあるし、ホームについてから降車駅と連絡し乗車位置を合意する場合もある。
スロープ板をかけてもらい、乗車
乗車する際は、誘導係がホームの構内放送で車掌に対し運転を一時見合わせてほしい旨を伝えてから、スロープ板をかけてくれる。
そのため、乗車が間に合わずに電車が出発してしまうことはない。
また、混雑時は誘導係が列の先頭まで誘導し、最初に乗車させてくれることが多い。
若干先頭の人に決まずさを覚えるがありがたく乗車している。
降車駅でスロープ板をかけてもらい、降車
降車駅では誘導係がスロープ版を持って乗車したドア付近で待機している。
乗車時と同様に車掌にアナウンスをいれたうえで、スロープ版をかけてもらい降車する。
先に他の人が全て降りてから最後に降りることが多いが、場合による。