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【レポ】至ノ塔

ポイント

Seishiroさんの単独公演「至ノ塔」は、言葉のない世界から凄まじいエネルギーを感じられる貴重な体験だった。

乃木坂46の1ファンとして、乃木坂の楽曲の振り付けをされているため、以前から注目していたSeishiroさんの単独公演があるということで、車いすで足を運んだ。

 

言葉のない世界からのエネルギー

至ノ塔は生オーケストラとダンスで構成されていた。過去に足を運んだ劇でもコンサートでも、必ず歌詞やセリフなど言葉が存在した。他方で本公演は言葉が無いにもかかわわらず、ここまで大きく心を揺さぶられるとは思わなかった。

 

異彩を放つmoemodanさん

Seishiroさんももちろん素晴らしかったが、最も印象に残ったのはmoemodanさんだった。精密機械のように周囲のダンサーとぴったり揃った動きをされていて、それはそれで圧巻だったが、その中でも目を引くような動きのキレがあった。

ソロパートでは予測不可能な動きの連続で、次はどんな動きを見せてくれるのだろうというワクワクで前のめりになっていた。

また、言葉はないが心に訴えかけているようなエネルギーをひしひしと感じた。筆者にはどこかもがいているように見えたため、どうか報われてほしいと心の中で祈らざるを得なかった。

将来moemodanさんの単独公演があれば必ず見に行きたい。

 

車いすでのアクセス

本公演のチケットは所定の問い合わせ先との連絡を経て銀行振込で事前に支払い、チケットは会場で受け取るという形式だった。

会場の昭和女子大学人見記念講堂にも言及しておく。最寄り駅の三軒茶屋からは手動車いすで約10分だった。一本道で勾配は無いが歩道は広くなく、大人3人がギリギリ横に並んで歩けるくらいだろう。

人見記念講堂の車いすスペースはエントランスから外に出て建物の脇にある下り坂の先にある通用口から入る必要がある。下り坂は急こう配だが、スタッフさんが誘導してくれるので一人でも移動は問題ないだろう。

 

まとめ

至ノ塔は歌とダンスだけで発するエネルギーの凄まじさを思い知らされた公演だった。

moemodanさんに魅了されたので引き続き応援していきたい。

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